眼瞼下垂ナビ

先天性の原因

眼瞼下垂の原因は先天性と後天性が考えられます。先天性は、もともと眼瞼挙筋と呼ばれる、まぶたを上げる筋肉が弱いことが原因としておきます。この場合は、まぶたがなかなか開かないので、赤ちゃんの段階で周囲の人が気付くと思います。たいていのケースで、遺伝が関係しているといわれています。しかしまれにではありますが、家族で眼瞼下垂の症状がなかったとしても、生まれつき瞼が垂れ下がっている赤ちゃんもいることはいます。

後天性の原因

また、眼瞼下垂の中には後天性が原因となって起きることもあります。化粧を落とすときや花粉症などのアレルギーで目がかぶれたときに、まぶたのところを頻繁にこすると、病気にかかりやすいといわれています。またテレビゲームを日ごろから長時間やっているとか、コンタクトレンズを長時間装着する機会があるというケースについても、眼瞼下垂が発症してしまう可能性があります。また、加齢現象の一環として、眼瞼下垂が現れることもあります。そういった複数の原因が蓄積されるので、年齢とともに症状が現れるリスクも高まります。また白内障や緑内障といった目の病気を発症して、手術をした後の後遺症として眼瞼下垂が現れることもあります。