眼瞼下垂ナビ

社会の高齢化に伴い増えつつある老人性眼瞼下垂

高齢化社会になってきたとよく言われます。そこで、形成外科の中で、ある症状で診察に訪れる人が多くなってきていると言います。それは、老人性眼瞼下垂です。上まぶたのところが下がってくることで、十分な視野を確保することができなくなってしまう病気のことを指します。年齢を重ねると、身体のいろいろなところに不具合が出てくるようになります。老人性眼瞼下垂は、まぶたのところの皮膚もしくは筋肉の機能が弱くなってしまって、重力にあらがえなくなったことによって垂れ下がって発症します。

保険適用の基準

老人性眼瞼下垂ですが、保険適用することができるケースと自由診療になってしまう手術があります。ですから、保険適用できるかどうかは、手術を受ける前に確認をすることをお勧めします。一般的に眼瞼挙筋という、まぶたを持ち上げる筋肉に異常があって、これを切除する手術であれば、保険適用になります。しかしただ単に皮膚が垂れ下がっているだけで、皮膚の切除をするだけの手術の場合には、いわゆるしわ取りの施術の一環と解釈されてしまいます。この場合には、自由診療と言って、手術にかかる費用は原則全額自己負担となります。少なくても30万円くらい費用がかかってしまいますので、保険が使えるかどうかは、事前に確認することをお勧めします。